2017年3月3日金曜日

(3222)中國資本の縫製工場で労働者による暴動勃発、ミャンマーの労働環境表面化

 3月2日のミャンマーニュースより。ヤンゴンにある500人のミャンマー人労働者を抱える中国資本の縫製工場で、経営者と労働者が対立し、抗議していた従業員が経営者を含む監督者7人を拘束し、工場の装備などを破壊した。1月30日にミャンマー人労働者が、医師から麻疹にかかったため2週間仕事を休むよう勧告されたが、同労働者は無断で仕事を休んだため、工場から解雇され、これをきっかけに経営者と労働者の対立が勃発。解雇された労働者は、労働組合長を務めており、過度の長時間労働に反対の立場を示していたこともあり、他の労働者は同組合長の解雇に不満を持っていた。2月1日以降5百名の労働者は数週間にわたりストを行い、中国人経営者ら7名を数時間にわたり閉じ込め機器などを破壊した。ミャンマー最大の投資国中国、投資を増やすためには課題もあると言う。

2 件のコメント:

  1. 普段の労使関係が如何に重要かという事例として、立派なケーススタディですな。
    K.A.

    返信削除
  2. K.A.さん
    日本側経営陣もWIN,WINの姿勢で(利益折半の姿勢)で会社・工場を運営してほしい。

    返信削除