2013年6月8日土曜日

(1852)スーチー氏、政権批判強める

   6月8日の朝日。首都ネピドーで7日まで開かれた世界経済フォーラム東アジア会議では、改革の不十分さを繰り返し指摘、2年後の総選挙を見据えて一線を画そうとする姿勢が目立ち始めた。「改革の速度が重要だ。前回総選挙から11月で3年になるが、仕事もなく、日々の生活も困難な人々にとっては短期とは言えない」。会議の7日の討論で、スーチー氏は、テインセイン大統領が進める改革の成果が、貧しい国民に行き渡っていないと批判した。前日の記者会見では、雇用創出などの分野で「適切な対応がなされていない」と断言。テインセイン大統領は7日、同会議で「国の発展より、貧困削減を優先してきた」、「政権ができてまだ2年、国民の望む変化を表現できるように今後も努力したい」と強調した(以上)。日本の支援も、雇用創出に役立ったかしら?

2 件のコメント:

  1. いよいよ選挙の前哨戦が始まりましたな。
    スーチー氏に、国民の支持が集まりますように!
    K.A.

    返信削除
  2. K.A.さん
    2015年の総選挙の前までに、スーチー氏は憲法改正の国民投票を考えているようです。
    テインセイン大統領が、この国民投票を認めない可能性もあり、流動的です。

    返信削除