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2013年7月10日水曜日

(1884)読了178冊目:「ミャンマー憧憬」(写真集)

  副題は「祈り篤き人々の素顔」、写真・文は加藤敬、文はドウ・キン・イー、1995年7月・平河出版社発行、199頁、3700円+税。目次は、①黄金の釈迦像(17頁)、②パガン遺跡(22頁)、③精霊ナッ信仰(34頁)、④人々の生活と行事(18頁)、⑤インレー湖の祭りと生活(28頁)、⑥パゴダと祈りの国(23頁)、合計142頁に及ぶ写真集である。特に精霊ナッ信仰の項目は、華やかであり、迫力満点、こんな世界がこの世にあるのかと愕然とした。また、「人々の生活と行事」では、子供たちの笑顔が最高、そして田園風景が心を休ませてくれる。これらの写真の頁を挟むようにして、前後にミャンマーに関連した解説が記載されていて、親切だ。ミャンマーは、2年前から民主化が進み、経済も急速に改善しそうだ。10年後、20年後の写真と比べてみるのも楽しいだろう。

2013年6月22日土曜日

(1866)読了169冊目:「Myanmar Peoples in the Winds of Change 1993-2012」

  写真家宇田有三氏の写真集で全編英語とビルマ語で編集。2013年1月・Myanmar Consolidate Media社よりミャンマーで先行発売。日本では同年3月・高文研発行、201頁、3465円(税込)。著者は、ミャンマーを最もよく知る日本人フォトジャーナリスト、20年かけてミャンマー全土、即ち、カチン、サガイン、マンダレー、マグウエー、バゴー、ヤンゴン1、シャン、カヤー、カレン、チン、ラカイン、ヤンゴン2、イラワディ、モン、タニンタリーの全州・全管区を歴訪、度の拘束を受けるなど、軍事政権下の取材は困難を極めた。このたび軍事政権下に生きる現地の人々の暮らしや、美しい自然風景を収めた写真など、約180枚を発表した。著者が以前発行した「写真集:ビルマ軍政下に生きる人びと1993‐2005」の増補版であり民政移管後初の外国人現地出版物。

2013年6月19日水曜日

(1863)読了167冊目:「写真集:ビルマ軍政下に生きる人びと1993-2005」

 写真:宇田有三(写真家)、2005年10月・財団法人アジア・太平洋人権情報センター発行、104頁、2000円+税。内容は、「都市(まち)に暮らす」26点、「信仰に暮らす」14点、「田舎(いなか)に暮らす」40点、 合計80点の写真からなる。著者は軍政側に逮捕される危険性を承知の上で、ビルマ民衆の生きざまを写し続けた。その中でも2つの事件の写真は貴重なものであろう。一つは2003年9月、ヤンゴンの病院前で20数人の若者による静かなデモの光景だ。目の前の病院には、スーチー氏が入院していたという。もう一つは、2003年4月に出会った国内避難民の存在だ。タイ国境に逃げた難民の実情はよく知られているが、国内避難民の姿を撮った写真は珍しい。写真の他、コラムや年表もあり親切だ。いままで見られなかった風景も多数あり面白い。

2013年6月17日月曜日

(1861)読了166冊目:「ミャンマー写真集・遊行」

 写真:関谷巌(弁護士、写真家)、2003年6月・芸艸堂発行、Ⅰ11頁、3500円+税、大部分がミャンマー関係の写真だが、著者が師と仰ぐ東大寺元管長清水公照師関連の写真も掲載されている。2000年10月から2003年1月まで5度にわたり、延べ30余日のミャンマー旅行で撮り続けたもの。ミャンマーの各地を尋ねるうちに、大自然の中に抱かれるように人々が暮らしている。題目としては、景、跡、暮、繋、僧、魅、行と並んでおり、撮影地としては、ヤンゴン(シュエダゴンパゴダ)12枚、バガン12枚、マンダレー13枚、インレー湖10枚、タウンジー・カク6枚、バゴー5枚、チャイティーヨー2枚、モウラミャイン1枚、シットウエ―3枚、ミャウー13枚、東大寺二月堂お水取り・遍路11枚と続く。遺跡、寺院、信仰と深く結びついた、計88枚の美しいカラー写真が並ぶ。