2015年8月26日水曜日
(2663)その後の江口図書528冊の読書進捗状況
入手した江口図書が何冊あるのか、正直のところまだわからない。江口氏の作成した一覧表によれば528冊だが、まだ余分にあるような気がする。10月2日に我が家に到着して以来、10か月余を要したが、今まで読了して紹介・あらすじ集(約100文字)に書き込んだのは、385冊で72・9%となった。残りは13章:文芸(27冊)、14章:戦記(57冊)、15章:食物およびルーツ(59冊)の3章のみ。のみと書いたが冊数が多く、おまけに危ない。何がと言うと文芸も戦記も私の大好きな分野で、たぶん夢中になって読むだろう。我を忘れ、時間を忘れて。でも何となく最終コーナに入ったなあと感じる。とりあえず最後の1冊まで読書を続けよう。前回、自費出版した「ミャンマー関連書籍226冊紹介・あらすじ集」との関連をどうするか問題ではあるが、いまはゴー。
2015年6月15日月曜日
(2590)ミャンマー関連書籍528冊中257冊(49%)読了
ひょんなことから入手したミャンマー関連江口図書について、従来は600冊と数えていたが、この中には雑誌類の記事も入っていたので、単行本だけを数えると528冊。今後は「ミャンマー関連書籍528冊紹介・あらすじ集」、あるいは「江口図書528冊」と呼ぶことにする。確実に528冊あるかはまだ分からないので、あくまでも仮の呼称。去年の10月2日にわが家に段ボール16箱で到着して以来、すでに8か月余経つが、まだ257冊(49%)しか読み終えていない。拙著の第1作「ミャンマー関連書籍101冊紹介・あらすじ集」の場合は、1996年から2012年まで16年を要し、第2作「同226冊」はさらに2年要したことを思えばしょうがないかな。これからは、⑨産業、⑩芸術、⑪旅行ガイド、⑫紀行、⑬文芸、⑭戦記、⑮食物(ルーツ)の各章が続き面白い。
2015年4月25日土曜日
(2538)なかなか進まぬ江口図書600冊の紹介
横浜在住の江口氏宅から譲り受けた600冊の「ミャンマー関連書籍」の紹介冊子を手掛けているが、なかなか進まない。第1章言語編(50冊)、第2章仏教編(38冊)、第3章歴史・戦史編(15冊)、第4章政治編(19冊)、第5章経済編(23冊)、合計145冊がやっと終了したところだ。まだ、第6章民族編(36冊)、第7章国境事情編(23冊)、第8章地理・社会編(53冊)、第9章産業編(24冊)、第10章芸術編(21冊)、第11章旅行ガイド編(30冊)、第12章紀行編(53冊)、第13章文芸編(27冊)、第14章戦記(57冊)、第15章食物・ルーツ編(59冊)、合計383冊が本棚で出番を待っている状態だ。江口氏の原案では、このほか雑誌類も掲載していたが、私の一存で雑誌類は削除することに。結局528冊の書籍を読んでまとめるむことになる。前途遼遠。
2015年1月28日水曜日
(2451)読了「東南アジア」(桜井・石沢・桐山 共著)、朝日新聞社発行
地域からの世界史第4巻、1993年2月発行、261頁、1600円。本書では東南アジアの歴史を年代順に解説し、序章では、東南アジア世界の成立、東南アジアの時代区分、東南アジア基層文化の成立などを論じ、以下①1世紀から13世紀まで(海のシルクロード、ボロブドゥールの建立など)、②14世紀から19世紀まで(近世への胎動、商業の時代、大航海時代、植民地と華僑、分裂する東南アジアなど)、③20世紀(第二次世界大戦と東南アジアの独立、ベトナム戦争と開発独裁の時代など)と続く。このように東南アジア全体の歴史紹介であり、ビルマ関係も散在してはいるが、系統的に見るには無理を生じる。まず東南アジア全体の歴史の流れを把握した上で、「ビルマ」に移るというスタンス(読み方)が大切であろう。本書籍の前所有者E氏に敬意を表す。
2015年1月26日月曜日
(2449)読了「アウン・サン・・・封印された独立ビルマの夢」
根本敬著、1996年7月・岩波書店発行(現代アジアの肖像13)、244頁、2500円。英国からの独立戦争を展開していたタキン党書記長アウン・サン(1915~1947)は、ビルマ独立義勇軍の結成に参加、日本軍と共に英国と戦うが、その後抗日闘争を指導。復帰した英国と独立交渉を続けるが、同朋の放った凶弾に倒れてしまう。ネィ・ウイン長期政権は、ビルマ式社会主義の名のもとに、経済的停滞と、国際的孤立に陥る。民主主義なき経済開発を図る軍事政権下で、自由を奪われた娘スー・チーは国家再建を果たせるか? 本書は約20年前に発行されたため、最近の軍事政権下の民主化には触れていないが、建国の父アウン・サン将軍の偉業については詳細にまとめられている。彼は32歳の若さで他界したが、まさに血沸き肉躍るの活躍であった。
2015年1月21日水曜日
(2444)読了「東南アジア史」 ハリソン著 竹村正子訳 みすず書房発行
1972年3月発行、283頁、800円。この書の特徴は、個々の国の歴史を集めて紹介するという従来からの手法ではなく、東南アジアという大きな括りの中での歴史をまとめている。東南アジアの歴史は様々な文化と、商業が合流する場の歴史といえる。中世のアラビア商人は、イスラム教をもたらし、いまや東南アジアの人口の半分はイスラム教徒である。近代のヨーロッパ勢力(ポルトガル、オランダ、イギリスなど)の進出は、植民地制度の発展につながり、また諸国のナショナリズムが苦難の末新しい独立国を生み出した。今後はこの新独立国がそれぞれのやり方で進めねばならない。以上のような構成であるためビルマに関する歴史も各章に分散されており、ビルマだけを取り出して解読することは難しい。全章を読んで始めてビルマの歴史が理解できる。
2015年1月20日火曜日
(2443)読了「雷帝東方より来たる」 田中正明著 自由国民社発行
350頁、1500円。著者は国際平和協会専務理事などを歴任。第2次大戦後アジア6か国(中国、ベトナム、フィリピン、ビルマ、インドネシア、インド)は、どのように独立を勝ち取り、日本人がどのような関わりを持ったのかが本書のテーマ。ビルマ編は180頁~236頁に記載。本書のタイトルはこのビルマ編の中の「雷帝(ボモージョ)東方より来たる」というビルマの民間伝承を受けて、南機関の鈴木大佐が颯爽とビルマに乗り込んだ様子を表したもの。その際ビルマ国民は熱狂して彼らを迎え入れた。そもそも南機関は、日本有数の諜報機関であり、ビルマ独立を願望するアウンサンやネーウインら30人の志士をビルマから日本に、日本からビルマに送り込み、ビルマ独立の魁となった。その間の凄まじい諜報行動を、素晴らしい筆致力で表わしている。
2015年1月18日日曜日
(2441)読了 「東南アジア現代史Ⅳ」 ビルマ・タイ
著者は荻原弘明、和田久徳、生田滋。1983年11月・山川出版社発行、349頁(他に付録60頁)、2300円。(世界現代史シリーズ⑧に相当)。ビルマ編については荻原氏が主に担当した。パゴダと黄衣の僧侶の国というこの国に対する我が国一般の田園的情緒的イメージに加えて、イギリス・ビルマ戦争に触れ、独立達成までの僧侶・学生を先頭とする民衆の激しい民族運動の展開、独立後の政治の動き、軍事政権成立の背景、ビルマ式社会主義の現実を加えている。なお、最終章はネーウイン軍事政権の「ビルマ社会主義」が軌道に乗ったと記されている。83年の発行であるため、8888事件には当然触れていないが、スーチー氏の父君アウンサン将軍の学生時代からの反英活動、日本占領軍に対する抗日姿勢とその活躍ぶりは見事に描かれている。
2015年1月15日木曜日
(2438)読了「東南アジア史研究Ⅰ」
杉本直治郎(広島大学名誉教授)著、1968年8月・巌南堂発行、横組み、817頁、3000円。標題の通り東南アジア各国の歴史の学術研究書であり、ミャンマー関係はその中の一部(15章:637~671頁)に記載されている。中国の正史で「驃国」の文字が初めて現れたのは「唐書」からであり、正史以外でも「驃国」の文字が見られたという。この「驃国」こそ「ビルマ」だという。「驃」の発音は、PARAN、PAYAN、PAYAW、PAYO、PYAW、BRAM、BRAHMA、(この字はパーリ語ではMRAMMA)、さらに文語ではMRANMA、口語ではBAMMA、欧米人はBURMA(日本ではBIRMA)と呼ぶ。当時、「驃国」の首都はPROME(PRE-MYO)と呼ばれた。このように著者は中国などの古い歴史書から東南アジア各国の歴史を解読する方法を採用した。
2015年1月14日水曜日
(2437)読了 「ビルマ史」(ハーブィ著・五十嵐智昭訳)
昭和18年(1943年)8月・北海出版社発行。訳者は高野山大学教授、大東亜省嘱託。「ビルマに史料なし」といわれるが、パーリ文字があったため、インドシナ各国に比べれば金石文献は整っていた。11世紀以降の年史はやや信用できる水準という。今回翻訳した書籍はイギリスの完全併合(ビルマ王国の滅亡)までを記した好著である。しかしあくまでもイギリス人ハーブィの歴史観であり、我々の東洋的な史観で書かれたものが必要であるという。目次は①1044年以前のビルマ、②バガン王国(1044~1287)、③シャン族治下のビルマ、④1500年までの一般情勢、⑤新航路の発見、⑥アラカン、⑦タウングー王朝(1531~1752)、⑧アラウンパヤ―王朝(1752~1885)、⑨ビルマの政治組織、と並ぶ。巻末の「ビルマ歴史年表」、「索引」も貴重である。
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