副題は「独立自尊の意気盛んな自由で平等の国」、山口洋一著(元ミャンマー大使)、2011年10月・カナリア書房発行、337頁、1800円+税。目次は、第1章:黎明期のミャンマー、第2章:パガン王国、第3章:パガン王国の衰退と蒙古襲来、第4章:タウングー王朝成立までの経過期、第5章:ビルマ族の第二帝国タウングー王朝、第6章:ビルマ族第2帝国の落日、第7章:アラウンパヤ王とミャンマー第三帝国、と続く。西暦前2世紀の頃、北方よりチベット・ビルマ族が南下を開始し、スリケストラ(ヤンゴン北北西179キロ)を首都とするピュー王国が勃興、以後1782年のシング―王までの歴史が本誌(上巻)に紹介されており、それ以降の英緬戦争などは下巻に収録されている。読んでいて、副題にあるような「自由で平等の国」とは、縁遠い気がするのだが。
2013年6月10日月曜日
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ビルマの歴史書として珍しく、面白そう。
返信削除山田長政の活躍は出てこないのかな?
K.A.
K.A.さん
返信削除山田長政は小説上はミャンマーに来たことになっていますが、多分事実ではなさそうです。
この書籍からはうかがい知ることができませんでした。