2013年6月21日金曜日

(1865)読了168冊目:「ミャンマー裸足の球児たち」

  副題は「元国連職員が蒔いた一粒の種」、著者は岩崎享(ミャンマー代表チーム総監督、1955年生まれ)、2010年11月・アットワークス発行、327頁、1600円+税。目次は第1章:野球がやってきた、第2章:野球人たちの心意気、第3章:夢を追い続けろ、第4章:精霊宿るチャイカサン球場、第5章:悩めるキャラクター軍団、第6章:夢の国際舞台へ、終章:終わりなき挑戦。ミャンマーの若者が、未知のスポーツ・野球に挑むため、著者を先頭に、選手たち自ら手作りで野球場を建設し、さまざまな困難を乗り越えながら、ナショナルチーム代表を目指して大きく育っていく様子をまとめている。日本はじめ数々の国際大会にも出場し、2009年のアジアカップでは8か国中6位。在住15年の日本人監督(著者)が、夢を共有することの大切さを伝える。痛快な読み物だ。

2 件のコメント:

  1. 一粒の種が大きく実りましたな。
    これからも、更に大きくなることでしょう。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    野球一筋に情熱をささげ、何もないところから、ここまで育て上げた功績は大きい。
    将来、二つの国に名を残すであろう。

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