2010年9月27日月曜日

(868)異郷に生きる難民はいま①

(2010年9月27日)
 明日(28日)にはいよいよ第三国定住のためにビルマ・カレン人5家族が成田に来るが、それにあわせて昨日(9月26日)から朝日新聞38面で「異郷に生きる難民はいま」という3日間の連載が始まった。第1回目の記事の概要は以下の通り。◎タイ難民キャンプから来たラオス難民Aさんは3ヶ月間定住促進センターで日本語を習っただけ、定住28年になるが日本語が壁となり、仕事や暮らしが困っている。◎81年にボートピープルとして来日したベトナム人のBさん、仕事を紹介され丸亀市に転居したが、同郷の人はおらず心細くなり、多くのベトナム人の暮らす神戸に戻ってきた。◎カンボジア難民のCさんは昨年12月松本市で行われた難民受け入れのシンポジウムで「生活が苦しい外国人労働者が多いのにさらに難民を受入れるのか」との冷たい反応が(以上概要)。今回の受入れ態勢が心配、改善してほしい。

2 件のコメント:

  1. 難民として定住するためには、簡単な日常会話(カタコトながら)は必須なのでは…。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    その通りですね。
    半年間の日本語教育では、日本で暮らすには無理でしょう。そのアトの日本語教育をどうするのか、地方自治体の出番でしょうが、うまくいくかしら。(N)

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