(2010年9月25日)
5月~8月ごろ品川入管で面会していたMさんから昨夜電話が入った。彼女のお母さんNさんが肝臓がんのため亡くなったという悲しい報せだ(788参照)。相当以前から肝臓がんを患っていたNさんは、ずっとMさん夫婦と一緒に暮らしていたが、5月のある日、夫婦ともに突然入管に収容され、病弱のNさんは独りだけの生活を余儀なくされてしまった。実に血も涙もない入管の仕打ちだ。面会の際彼女と話していても、母親の様子がとても気にかかっていたようだ。実は面会していたとき、Nさんの話が出て10年ぐらい前に私は何回も彼女にお会いしていたことが初めて分かった。きょうそのNさんの葬儀が幕張本郷の葬議場で行われた。参列者は6・70人、皆ビルマ人で、私の知人も大勢いた。花に囲まれたNさんの顔はとても美しく幸せそうに見えた。今後は天国から在日ビルマ人を温かく見守ってくれるに違いない。合掌。
花に囲まれ、また多数の人々に見送られて、一応、幸福な人生でしたな。合唱!
返信削除K.A.
k.a.さん
返信削除異国の地でいろいろご苦労があったと思いますが、大勢の仲間が集まり、とても良い葬儀でした。
葬儀は僧侶も牧師もいない無宗教で行われましたが、これも良いなと思いました。(N)、