2008年11月8日土曜日

(181)YES WE CAN と言える?

(2008年11月8日)
  「YES WE CAN」という怒涛のような叫びと共にアメリカの長い長いお祭りは終わった。オバマさんはなんとなくやりそうな雰囲気がある。一方、日本では11月30日に投票があるはずだったが、どんどん先延ばしの状況で、いつになるかは不透明。ビルマはというと2年後の2010年に総選挙があるはずで、軍事政権は民主化ビルマの第一歩と位置づけている。軍関係者が4分の一を占めること、野党のスーチーさんが大統領になれないことが予め決まっている選挙なんて珍しい。軍による大政翼賛会形式の住民対策も進んでおり、いわゆるUSDA(軍政を支持する住民組織)が2千万人以上といわれている。先日、来日ビルマ人からこのUSDAの濃い緑色の手帳を見せてもらった。この手帳が無いと、生活上の不利益が生ずるようだ。こんな状況で、ビルマ国民は「YES WE CAN」と心から叫ぶことができるの?

4 件のコメント:

  1. 救世主がなかなか現れないですな。
    総選挙が終わってから現れるのかしら?
    K.A.

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  2. k.a.さん
    私の感では救世主は当分出てこないし、でるとすれば経済的な問題かも。
    ベトナムやイラクの例を見ても、民主主義の押し付けはいい結果を得られないことがありますね。
    ジレンマがいつも付きまとう問題です。(N)

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  3. ふーん、ビルマの手帳は緑色なんですねえ…

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  4. stさん
    日本人で緑皮手帳を見た人は少ないのでは?
    今後、「緑皮手帳のミステリー」が流行るかも。(N)

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