(2008年11月18日)
ビルマ軍事政権は情報管理を強めているから、軍政に不利な情報は流れてこない。そんな状況下でも「ビルマ市民フォーラム(PFB)」や「ビルマ情報ネットワーク(Burmainfo)」からの情報はしばしば参考になる。「ヒューマン・ライツ・ウオッチ」からも得難い情報が飛び込んでくる。最近入手した情報の中には、「2007年9月の抗議行動参加者に相次ぐ厳刑」というタイトルで、不当な審理を受けている70人の活動家のうち14人に65年の懲役刑を宣告したことを伝えている。このほか、逮捕者のグループ別や、逮捕者氏名なども報じられている。これは2010年の複数政党制に基づく総選挙対策の一環であり、活動家を一掃し、何が何でも2010年の総選挙を成功させようとする意志の現れであり、今まで以上に基本的権利の侵害を図るものと懸念される。民主国家では考えられない暴挙であり、ビルマ国民が可哀想だ。
ビルマの活動家の皆さんには、本当に頭が下がりますな。
返信削除暴力のあらしが、一刻も早く一掃されますように!!
K.A.
k.a.さん
返信削除軍事政権に反対する側の情報は、日本語でどんどん入ってきますが、肝心の軍事政権側の日本語情報はほとんど入ってきません。本当は両方の情報を知りたいのですが。(N)