(2008年11月28日)
我が家では朝日新聞を取っているが、昨日はたまたま外出し売店で毎日新聞を買って広げた。その中に「難民問題を考えよう」という見出しが目に飛び込んできた。その内容は難民問題を身近に考えるため「表参道ジャック2008」が開かれたとあった。「ジャック」とはハイジャックのように「襲う」という意味もあるが、今回のは「JAC」という在日ビルマ31団体の統合体の名称の意味だ。この記事の中に94年に来日し今も難民認定されていないビルマ出身のLさんが「兄は軍事政権に拘束されたまま死亡した。私も帰国すれば危険だ、私のような人間が日本に多くいることを知ってほしい」と訴えた。彼はBRSA(在日ビルマ難民たすけあいの会)の中心的人物であり、仕事の合間に誠心誠意ビルマ難民を助けていることを私はよく知っている。彼のように真面目に軍事政権と闘っている人物に対し早く難民と認めてほしい。
難民問題もミャンマー問題も、日本に知られていないですよね。
返信削除関わっている日本人にも知られていないコトもありますし…
私も若干名、「なぜこの人が難民認定受けられないの!?」と、疑問と憤りを抱くような人がいます。
早く報われて欲しいです。
L君のような人が声をあげて、正しくミャンマー人難民のことが周知されればと思います。
stさん
返信削除最近尻上がりにビルマ人の難民(R)、在特(SS)が増えてきており、合計3百人以上がビザをもらいました。我々の活動も少しは寄与しているみたいです。(N)
Lさんのような人物を、いつまでも難民と認定しないのは国としてもマイナスなのでは?
返信削除早急の認定を期待したい!
K.A.
k.a.さん
返信削除入管の基本的な考えは不法残留者は犯罪者であり早急に強制送還するというもの。ところがビルマ人の場合は、帰国させると現地で逮捕、処刑される人がいるので、一律の強制送還はしない。一方難民になるには、軍政から迫害を受けた(る)証拠が必要だが、そんな証拠はいち早く破棄し持っていないのが実情。しかも難民申請者は就労禁止。幾重にも矛盾点が取り巻いています。基本的な考えを変えないと、いつまでたっても不幸な難民申請者が増える一方です。(N)