(2008年11月25日)
一昨日の日経新聞の社説欄に「人材開国を考える 50年後を見据えて『外国人政策』を」というやや硬い文章が目に入った。その内容は、途上国の人材育成に貢献することを目指した研修、技能実習制度が低賃金で受け入れる裏道として利用されており、その改善のためには政府の「単純労働力は受け入れない」という前提から、「人手不足を外国人労働者で補う」という発想に転換し、期間3年程度の就労ビザを発給したらどうかというもの。50年後には日本の人口は4000万人も減り、生産年齢人口は半減するとの厳しい指摘もある。自民党の議員連盟は今後50年で1000万人の移民を受け入れようとしている。そのためには外国人向け住民台帳の整備や日本語教育の体制整備など今から足元の課題に対応することが必要としている。ミンガラ日本語教室もこの観点からの心の準備がいまから必要な気がする。
周到な考え方で、感服の至り!
返信削除ますます、本領発揮ですな。
K.A.
k.a.さん
返信削除50年先を読むなんて、実際上は無理ですよね。一般には3日先だって読めないはず。まあシンクタンクの結果を利用しながら、地道にやるしかないね。(N)
そろそろ世の中もそういう方向に動き出したようですね。
返信削除私は以前から、日本人のモラルの低下や学力の低下を嘆いたり、品行方正優秀なミャンマー人が不遇に扱われたりするのをみて、生粋であっても極悪非道な日本民族よりは、優秀な外国人のほうに日本という国に住んで欲しいなどと思っていました。
それとは違うでしょうけれども、日本という国を健全に守るには(私も一応日本人なので)、国籍に関わらず、よい質の人を受け入れていけばいいのでは、と思っています。
もちろん日本人たちも、それに恥じないように健全に生きていきたいですね。
stさん
返信削除いま日本にいるブラジル人の3世は、日本語教育が不十分なため、義務教育も受けられず不良化してるようです。ミンガラ日本語教室を着実に前進させたいですね。(N)
>ブラジル3世
返信削除そういう問題が発生しているのですか!
もともと本人が悪いのではないとも思われるだけに、いたましいです。
われわれもミャンマー人を助けるべく、がんばらねば!
stさん
返信削除日本に難民を増やすことに反対しているグループは、このブラジル(南米)3世の問題を取り上げています。外国人を呼ぶのに、日本語教育のあり方などのインフラ基盤ができていないことが問題だと思います。。