2013年7月7日日曜日
(1881)ミーチャの死 受け継がれる「少女」の叫び
7月7日の朝日(ザ・コラム欄)、大久保真紀編集委員のコラム。1996年、記者はチェンマイに飛んだ。当時ミーチャは20歳、アカ族出身の女性、12歳の時、見知らぬ男に「子守の仕事がある」と声を掛けられ、着いた先はタイ側の売春宿、毎晩10人前後の客を取らされたが、その中には日本人も。悲しい思い出を記者に涙ながらに切々と訴えた。しかしその時すでにエイズに侵されていて、9か月後には亡くなった。記者は彼女のことを「無垢の叫び」という見出しで夕刊1面に報じた。先日、子ども買春をなくすための会の活動報告会で、理事長は、この会の発足のきっかけは、「ミーチャという女の子のことが書かれた記事」と紹介、会の財政規模は年間1億円。同じように、ミーチャの記事で発足したもう一つの会も紹介。ミーチャは多くの人の中で今も生きている。
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全く痛ましいことですな。
返信削除「ミーチャの会」が、さらに発展しますように…。
K.A.
K,A.さん
返信削除タイやミャンマーにおける買春には、多くの日本人旅行者が絡んでいるはずです。
憤りを感じますね。