2013年7月27日土曜日

(1901)ミャンマー発展の礎

  7月26日の朝日(特派員メモ:ミャンマー発展の礎)から。1965年のシンガポール建国の際、リー・クアンユー元首相が都市開発の手本にしたのは、その美しさから「庭園都市」と称賛されたヤンゴンだった。あれから48年、ミャンマーの地方公務員35人が、シンガポールに学ぼうと1週間の研修にやってきた。長期の軍政と経済制裁で、発展の遅れた祖国の今後を担う精鋭たちだ。彼らは最初のうちは「おのぼりさん」状態だったが、3日目からすっかり変わっていた。「汚職はなぜ駄目なのか」、「政策の透明度をどう高めるのか」。英語はたどたどしくても、講師に鋭く迫っていた。参加したAさんは、「国民の規律の高さや、教育の力の大切さ」を論じていた。帰国した彼らが、発展の礎になることを願わずにはいられない(以上)。Aさんの言葉は日本の若者にも通用する。

2 件のコメント:

  1. 僅か1週間の研修でも、受取り方の姿勢で随分効果があるもの。
    これら有能の青年が、将来、大活躍することでしょう。

    K.A.

    返信削除
  2. K.A.さん
    確かに教育・規律の高さという点では、日本は上位であろう。民族の発展というのはこういうことか。

    返信削除