2013年7月2日火曜日

(1876)読了176冊目:「ミャンマーの夜明け」

 石塚洋介著、2006年9月・バンコク週報発行、268頁、頒価1200円。しっかりした表紙だが、内容を見ると使用してる紙と文字に多少の違和感がある。しかし発行所が「バンコク週報」なので納得。目次をみると、1、ロンジー、2、スーチー邸の思い出、3、アヒルの門番、4、けったいな交通マナー、5、中央郵便局のフロアにて、6、蟻、7、お召列車に乗って、8さわらないで、9、フォーエイト異聞、10、ミャンマーシルクのパンツ、11、愛猫物語、12、かたつむり、13、激動するミャンマーの夜明け と続く。この中で、9と13は真の民主主義とはどういうものか、8888事件は単なる暴動デモであり、民主化運動とは無関係、スーチー氏は民主主義を知らない、など著者独自の見解を述べている。これ以外の項目には、ヤンゴン生活の楽しいエッセイが並んでいて面白い。

2 件のコメント:

  1. 章タイトルがユニークですね(笑

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  2. STさん
    9章と13章以外は、実に愉快で痛快、そこにドシンと9章・13章。
    このギャップがまた心に残る。

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