7月17日の朝日。ミャンマーで自治拡大を求める少数民族武装勢力との和平をかがけるテインセイン大統領が、訪問先の英国で、「全面的な停戦」に向けた意欲を発表した(昨日のブログ)。だが、少数民族派側は政府への不信感を募らせたままだ。早急に成果を出したい大統領だが、実現は容易ではない。11の少数民族組織でつくる統一民族連邦評議会(UNFC)のナイホンサ事務局長は、この発言について「大統領の空想に過ぎない」と。一方政府側担当者も「ネピドー会議の開催は予定より遅れる」との見通し。シャン州やカチン州では小規模な戦闘が散発的に続いている。UNFC幹部は、「協定を結んだ後、我々が武装闘争に戻れば、テロリスト扱いされかねない」と話す。大統領が早期停戦にこだわるのは、来年、アセアン議長国になるからとの指摘も。
2013年7月18日木曜日
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なるほど、不信感が根強く残っているうちは無理ですな。
返信削除テインセイン大統領は、誠意を持ってかつ粘り強く交渉して欲しい…。
K.A.
K.A.さん
返信削除ご指摘の通りですね。ただ民主化よりもはるかに難しい問題であり、スーチーさんともよく相談してほしいです。