(2008年12月2日)
先日、法務省入国管理局から「不法滞在半減に向けてのお知らせ」というのが発表された。政府は2003年12月18日、外国人犯罪の温床ともいわれた不法滞在者を以後5年間で半減させると発表、「日本に来させない」「日本に入らせない」「日本に居させない」と言う三本柱の施策で進めてきたが、今年がその最後の年。当初約25万人であった不法滞在者を、08年1月現在で約17万4千人にまで減少させた。しかし残る所はあと一ヶ月、どうなるのであろう。入管は次の二つのお願いを出している。①外国人と関係ある人は、その外国人の在留資格や在留期間をチェックし、もし不法滞在の外国人が居たら入管に連絡するようアドバイスしてほしい、②不法滞在相談全国専用ダイヤル(0120-510-212)を利用してほしい、というもの。先週品川入管は面会者で溢れていた。このことと関係があるのかもしれない。
期日内での達成は、どうも「見込み薄」ですな。
返信削除関係者ご一同の、なお一層の努力を、お願いします。
K.A.
k.a.さん
返信削除不法滞在者といっても、入管が掴めない数字もあります。それは船などで入国した人たちで、推定でしかいえません。なお、最近は合法的に入国して、すぐ難民申請するビルマ人が増えています。(N)