2012年11月26日月曜日
(1658)読了127冊目:「ワセダアジアレビュー」
ワセダアジアレビュー【2012№12】特集:「ミャンマーを考える」。発行:早稲田大学アジア研究機構及びめこん、2012年8月。特集記事頁数28頁、千円。①ミャンマー政治に何が起きているのか(中西嘉宏)、②ビルマ民主化の難問(田辺寿夫)(ラカイン州非常事態宣言とロヒンギャ民族)、③ミャンマーと民族問題(伊藤利勝)、④アセアンから見たミャンマーの民主化の兆し(坪井善明)、⑤ビルマへのODA(秋元由紀)(バルーチャウン水力発電所の光と影)、ミャンマーと日本企業(小林英夫)。その他にミャンマーを歩く(石川和雅)、メコン地域協力と中国、日本、アメリカ(白石昌也)の2編あり。②のロヒンギャ問題は、ビルマ政府にとってもスーチー氏にとっても、難問中の難問であることがよく理解できる。最近テインセイン大統領が国籍付与の検討を始めたようだ。
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「大統領が国籍付与の検討を始めた」とは、明るいニュース。
返信削除是非、実ってほしい…。
K.A.
K.A.さん
返信削除ミャンマーの全国民が反対するであろう「国籍付与」の問題は、その後のニュースは聞こえてこない。慎重審議が続いているのか、早くも諦めたのか。しかし早晩議論せざるを得ないであろう。