2012年11月29日木曜日

(1661)ミャンマーの天然ガス埋蔵量 日本消費量の3年分

  11月28日の日経電子版。ミャンマーの天然ガス埋蔵量は3340億立方メートルに上ることがアジア開発銀行(ADB)の報告で明らかになった。日本の年間消費量の3倍にあたる規模。この量は国別では34番目だが、ロシア・サハリン沖の開発事業に迫る量。ADBは「人材、法整備、エネルギー関連の政府機関による調整が遅れている」として、開発の余地が大きいと指摘している。同国の石油と天然ガスを巡っては、2011年までに外資の60プロジェクトが承認され、投資額は約1兆円、今年9月の同国エネルギー会議には、30か国から150社が参加して関心が高い。天然ガス以外にも水資源が豊富で10万メガワットの発電が可能な水量。ミャンマーの天然資源には日本企業も注目し、JX日鉱日石開発は来秋までにミャンマー沖の天然ガスの試掘開始の予定。

2 件のコメント:

  1. インフラ整備を筆頭に、天然資源開発にも日本の技術が貢献できれば嬉しいですな。相互の国益を考えながら…。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    一般には「インフラ工事」が最初だが、テインセイン政府は同時着工を希望してるようだ。2014年のASEAN議長や、2015年の総選挙が頭にあるようだ。何もないところからスタートするのだから、いくら技術が優れていても、日本は苦しい。

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