11月28日の朝日新聞に標記の見出しが。人権問題を担当する国連総会の第3委員会は、26日ミャンマーの民主化と人権状況の改善を歓迎するとした決議案を全会一致で採択した。第3委員会は、軍事政権による武力行使や、人権侵害を非難する決議案の採択を1991年から続けてきた。ただし決議では、ミャンマー西部ラカイン州で少数派のイスラム教徒ロヒンギャ族と、多数派の仏教徒との衝突が深刻化している問題については「特別の懸念」を表明した(以上)。今回の決議は、ミャンマーの民主化進展を歓迎し、さらなる改革を求める決議案を無投票による全会一致で採択したもの。文面も「歓迎」が並び、「懸念」が中心だった昨年までと様変わり。日本の久島代表は、「さらなる前進を後押しすることが重要」と述べ、対話と協力を重視するように訴えたという。
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矢張り少数民族問題は、早く解決されるべき。
返信削除テインセイン大統領の手腕に、期待できないのかな?
K.A.
K.A.さん
返信削除ミャンマーの民主化は劇的に進展している。この激変の時代を過ごせる我々は幸せともいえよう。
ただ少数民族問題は、日本人に経験が少なく、理解しがたい問題であり、その間にどんどん進化している。民主化を最上の問題としない国民が世界に大勢いることも理解しなければならない。