2012年8月5日日曜日

(1545)ミャンマー週刊2紙に発禁処分

  8月1日のバンコク共同によれば、民主化を進めるミャンマーで、有名週刊2紙が発禁処分を受けたことを関係者が発表した。理由や期間は不明だが、閣僚人事の予想記事を掲載したことが理由とみられている。同国議会では、メディア法が審議されているが、メディアを管轄する情報省側に報道の自由への認識が浸透しているとは言い難い面もあるようだ。処分を受けたのは「ボイス・ウイークリー」と「エンボイ」。ボイス紙関係者によると、最新号1面に閣僚交代の予想記事と、情報省当局者が美術展で展示される漫画を検閲している様子の写真を掲載し、一時的な発禁処分が下された(以上概要)。日本でも閣僚などの予想記事が外れることもあるが、政府による発行停止は聞いたことがない。民主化ミャンマーも報道の自由の大切さを、みんなで学んでほしい。

2 件のコメント:

  1. 「報道の自由の重要性」を、情報省担当官は再考する必要があるようですな。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    20年も軍事政権を続けていると報道の自由の大切さなんか、分からないでしょうね。
    これからは、国を挙げて【自由】を啓発すべきでしょう。(N)

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