2012年8月2日木曜日

(1542)カチンの友人とだべりました。

  昨日津田沼駅近くの喫茶店で、カチン女性とだべった。ミャンマーでは民主化が進んでいるので、帰国希望者が増えているか聞いたところ、一般的には少しずつ増えているようだが、彼女自身は帰れないという返事。さらに聞くと、自分はカチン民族なので、最近も国軍から攻撃を受けており、危険という。確かにまだ国軍末端までに戦闘終結の命令が流れておらず、小規模な戦闘は各地で発生しているようだ。日本政府は少数民族のため、避難民の帰還と定住を支援するモデル地域開発や、避難民帰還用の橋の建設、生活向上のためのインフラ整備などを支援していく。友人は、しばらく現地の状況を見て帰国を考えるが、今のところは日本にいたいといい、新しいパンロン会議の開催を希望した。私は民族代表の集まる上院で審議したほうが良いのではと伝えた。

2 件のコメント:

  1. 何はともあれ、戦闘終結命令が、一刻も早く末端に届いてほしい…。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    カチンでの紛争は、昨年3月の民主化大統領就任以前よりも激しいといわれます。水力発電のためのダム建設や、地下資源の奪い合いがその原因と言われますが、国軍とカチン軍の話し合いがまず必要です。(N)

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