2009年5月28日木曜日

(381)訴追問題 次第に明らかに

(2009年5月28日)
  昨日の朝日朝刊を読んで唖然とした。軍政側の警察長官が26日の裁判の前にスーチー氏本人に自宅軟禁解除を告げたという。これぐらい人を馬鹿にした茶番劇は近年見たことがない。禁固刑が出れば自宅軟禁よりも状況は悪くなるであろう。軍政当局者全員は内心高笑いしているに違いない。一方、今朝の朝日にはスーチー氏の反論が掲載されていた。米国人が11月30日に来た時は主治医を通して当局に通報したが何の連絡もなく、今回(5月4日)に再度来たので去るよう促したが、夜になると体調が悪いと言うので泊めてあげ主治医を通して通報するつもりだったが主治医が拘束され果たせなかった、また、米国人の来訪は「警備陣の失態」と言いきった。当の米国人は、「スーチー氏がテロリストに襲われることが予見されたので警告したかった」と動機を説明。この裁判は暫く続くが我々は真実を知りたい。

2 件のコメント:

  1. ほんとに、どうなっているのかしら?
    我々としては、スーチーさんの言が正しいと思うけど…。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    軍事政権下で「真実を知ること」は至難の業であり、結局は軍政側の言いなりになるでしょう。残念ですが。(N)

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