(2009年5月14日)
今日の朝刊と夕刊にスーチーさんの訴追問題が大きく出ていた。米国人男性(53歳)がインヤー湖を泳いで渡り、スーチーさんの家に2日間滞在し泳いで帰るときに捕まった事件、ビルマでは、家族以外の人を0時以降無断で滞在させたり、無断訪問者を当局に報告しないと違法となり、外国人が民家に泊まることも出来ない。当局はスーチーさんが男性の侵入や、滞在を報告しなかったことで、国家緊急事態法違反に問えると見て、自宅を長時間捜索した。夕刊では、スーチーさんをインセイン刑務所の中の裁判所に連行し、新たに刑事訴追し、法廷手続きに入った。主治医、家事手伝いの女性、食材配達人などスーチーさん宅に出入りする関係者全てが訴追対象となる。今年中に拘束期限が来るが、総選挙を来年に設定してる軍政は、スーチーさんの解放を先延ばしにしようとしている。時が時だけに最悪の事態となった。
この事件は裏がありそう。今月末で軟禁生活から解放される大事な時にまた拘束されてしまって・・・。でもこれでまた民主化運動のリーダー達は燃え上がるでしょう。また新たな逮捕者や犠牲者が出ないことを祈るのみです。
返信削除残念ながら、軍政側に口実を与えましたな。
返信削除我々としては、ハラハラしながら傍観するしかないのかな?
K.A.
今月末の解放にあたって、の処置(?)でしょうね。決め付けはまずい?でも、こんなあからさまなことをするのはこの政府ならではではないでしょうか。
返信削除戦車ツマさん
返信削除そうですね。ビルマ人の長年の鬱憤が爆発するか否か、私は燃え上がらない気がしますが分かりませんね。米国籍男性は2年間軍にいたようで、まずかったと思いますよ。(N)
k.a.さん
返信削除私もk.a.さんと同じような意見です。なんともへまをしてしまった感じ。ただ海外の世論は、軍政の措置に批判的ですね。この点を利用して、在日ビルマ人を励まそうと思ってます。(N)
stさん
返信削除スーチーさんは、①外国人を泊めたら法律違反、②0時以降家族以外が家にいたら法律違反ということは知っているはずなので、今回は負けでしょう。ただ外国世論は軍政の措置に非難が集中しており、この点で逆転が起こりうるか注目してます。(N)