(2008年10月28日)
今日も書棚にあった「ミャンマーは、いま」という単行本を読んだ。発行が1995年であり、いまから13年前のビルマの情勢がどうであったか興味があり、ワクワクしながら読んだ。というのも、私が初めてビルマを観光で訪れたのが1996年だったので、私自身の旅行の思い出と重ね合わせながら頁をめくった。著者は当時の丸紅ヤンゴン出張所長の加藤徳道氏。この著書にあるとおり、当時のミャンマーは平和で明るい国であり、この点は同感であった。しかし、オヤオヤと思ったのが軍事政権を称える文章が随所に見られた点で、著者が現地在住の商社マンなのでまあやむをえないか。また、この本の最初の1行目に「95年7月10日スーチー女史の自宅軟禁が突如解除」とあったが、13年後の昨日流れたインターネット情報では、「スーチー女史宅前の道路の通行を解除」とある。ビルマってこんな国なんだなぁ~。
「十年一昔」という諺どおり、10年も経てば随分と変わっているわけですな。
返信削除これからの10年後は、はて、どうなっているかしら?
K.A.
長年日本に住んでいる人は、いつまでたっても変わらないで(=発展しないで)、しょうがない…とため息をついたりしておりますが…。
返信削除変わるなら、いい方向に変わって欲しいですね。
あ、これ、日本もどこの国もそうですね^^;
k.a.さん
返信削除日本の場合も「失われた10年」というのがありましたが、それでも進歩してますよね。ビルマの場合も同様で、進歩した面と停滞してる面が重なり合っていますが、全体的には「遅々」という表現になるでしょう。(N)
stさん
返信削除民主化という観点からすれば、変わらないということになりますが、新憲法制定、選挙の実施、チャンプッ3千万人と言われており、こういう点では、様変わりとなりますね。
総体的には、「遅々」でしょう。