2012年5月1日火曜日

(1448)その変化、本物か表層か

  4月30日の朝刊『風』欄に、朝日新聞アジア総局長藤谷健氏が、標記の見出しでミャンマーの改革路線を論じている。テインセイン大統領が来日し記念撮影のとき、いつも定位置のように大統領のすぐ後ろに立っている精悍な顔つきの男性、それがテーザー氏だ。彼の後ろ盾がタンシュエ上級大将と言われる。そのほか軍政時代からの取り巻き政商も複数みられる。民政移管と言っても閣僚の大半が元軍人、来日した一行を見てると、結局は表層に過ぎないのかといぶかってしまう。滞在したホテルには、大統領と面会する日本の有力政治家や、企業トップが列をなした。今後改革が進めば、ミャンマーに投資や援助が殺到するだろう。新しいワインを古い革袋に入れるなという言葉がある。袋が破けないよう、支えることも大切だ(以上)。政商という言葉は嫌いだ。

2 件のコメント:

  1. なるほど。
    古い革袋も、それ相応に変わらねばなりませんな。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    どうも日本側の皮袋には新品がないみたい、新感覚の皮袋が欲しい。(N)

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