2012年5月7日月曜日

(1455)ミャンマー副大統領が辞職

  産経ニュース(5月6日)によれば、ミャンマーのティハ・トゥラ・ティン・アウン・ミン・ウー副大統領が辞表を提出したと報じた。副大統領は、テイン・セイン大統領が進める民主改革に抵抗する「守旧派」の代表格とみられており、政権内部の対立が露呈した形。「改革路線に同意できないことと、自身の健康問題が理由」(地元記者)との見方も出ている。VOAは、政府に近い情報筋の話として、副大統領が最近、治療のためシンガポールを訪れて数日前に帰国し、3日に辞表を提出したと報じた(以上概要)。ミャンマーのテインセイン大統領の民主化志向は、すごい迫力を抱いて、突っ走ってきていたが、ここで飛び出した守旧派の動きが注目される。この動きも早すぎる感があるが、背後にいるタンシュエ元議長の意向はどうなのか、ミャンマーに目が離せられない。

2 件のコメント:

  1. 副大統領辞任の主理由が健康問題でありますように!
    テインセイン大統領は、今後とも不審な動きには十分留意されたい。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    18日の本欄で、テインセイン大統領の入院が報じられ、正副大統領がいない状態、
    ミャンマーの民主化や改革が今まで同様に進みますように。(N)

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