2012年5月26日土曜日

(1474)ミャンマー改革 カギ握る成長、支援重要

  今朝の朝日の「私の視点」欄に、アジア経済研究所主任研究員の工藤年博氏が標記のテーマで投稿。唐突にも見える今回の改革は、具体的には、国軍の「自信」と「焦り」の結果といえる。「自信」というのは、23年に及ぶ統治を通じ、国軍を屋台骨とする国家体制を確立し得たという実績だ。ただその間に、国際的な立場は地に落ち、隣国のタイとの経済格差は拡大した。「焦り」を持った軍政は、国際社会に民主化を印象づけ投資を誘致して経済成長を図るという狙いだ。スーチー氏は「法の統治、国民和解、憲法改正」の3点を訴えた。15年に予定される選挙でNLDが民選議員の3分の2以上を獲得すれば、大統領を出すことも可能だ。その際国軍がどう対応するのかは読めない。問題はそれまでに経済成長が実現できるかで、日本によるODA再開は歓迎だ。

2 件のコメント:

  1. ODAによる経済援助は、両国にとって正に一石二鳥もの。
    是非とも大々的に再開してほしい。

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  2. k.a.さん
    私もそう思います。日本は結構金持ちの国ですよね。

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