2012年5月28日月曜日

(1476)読了102冊目:写真集「ビルマの子供たち」

  写真集「ビルマの子供たち」、山本宗補著、2003年10月・第三書館発行、64頁、定価2000円+税。同氏の著書には「ビルマの大いなる幻影」があり、すでに拙著「ミャンマー関連書籍101冊 紹介・あらすじ集」のA-14で紹介した。今回の写真集では90年代のビルマ各地の情景を62枚の写真で紹介している。強制労働に駆り出される子供たち、ダディンジュにおけるモン族の子供たち、カレン族の聖歌隊、マンダレーのムスリムの子供たち、ラカイン州の農民の子供たち、アパート建設現場の子供たち、ロンジーを売る親子、レモンを売る親子、玉ねぎやスイカを売る少女、エイズの娘、ハイスクールで学ぶ少女、武装闘争を始める学生たちなど。著者は「豊かな大地に生まれて、なぜ、こんなに貧しいのか。軍政下に生きる子供たちの未来を問う」と訴えている。

2 件のコメント:

  1. ミャンマー人は子供をとてもかわいがるんですけどね。

    はやく「昔はこんなこともあった」といえるようになるといいのですが。

    返信削除
  2. stさん
    最貧国でありながら、多くの子供は丸々しており楽しそう、救われます。

    返信削除