2012年4月29日日曜日

(1447)スーチー野党 現実の壁

  今朝の朝日新聞には、標記の見出しのほか、「地元援助橋渡しも」との見出しが並ぶ。NLDが政党政治の現実にさらされ始めたという。次の選挙を考え、当選議員が地元への「我田引水」に動く一方、これまでは礼賛一色だったメディアにも批判が出ている。ヤンゴンにあるJICA事務所に、当選したNLDの2議員が陳情に訪れ、政府を通しての援助よりも、人々に直接届けたい旨話した。農業収入の減少や井戸水確保が難しいとの不満も有権者から聞いている。3年後を見据え実績を示したいのであろう。憲法「順守」は改憲の否定ではない。政治ゲームにはうんざりとの苦言も出始めた。これに対し、スーチーさんは「技術的な問題であり、そう時間をかけずに解決できる」と早期国会参加に前向きな姿勢を示した(以上)。何とか最初の関門をクリアして欲しい。

2 件のコメント:

  1. スーチーさんの「早期国会参加に前向きな姿勢」とは、ありがたいことですな。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    「憲法を順守する」という宣誓は、辛かったと思います。これからもこのような局面は多いと思います。周辺の支えと同時に国際間での支えも大切でしょう。(N)

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