2012年4月20日金曜日
(1438)大統領来日に当たっての要望書(PFB)
4月20日からのテインセイン大統領来日にあたり、ビルマ市民フォーラム(PFB)は、野田総理・玄葉外相宛に下記要望書を送付した。大統領には民主化に向け前向きの動きが認められ歓迎する。しかし、AAPPの調査では、まだ465人の政治囚が収容されている。少数民族武装組織と国軍との戦闘が各地で行われ、数多くの人権侵害が発生。大規模水力発電所地域などでの紛争も各地で発生。軍の影響力の強い憲法もそのまま残っている。このため、日本政府は「バルーチャウン水力発電所補修工事」、「人材開発センター」の再開に当たっては、①全政治囚の解放、②少数民族地域での戦闘停止と国軍の撤退、③ビルマ全土での人権の確立、④少数民族との対話と和解、⑤憲法の見直し、⑥報道・結社の自由が実施、確立された後に検討することを要望。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
465人もの政治囚が収容されているとは、看過できない数字ですな。
返信削除実際の人数、拘束理由、今後の予定等、明確に
してほしい。
K.A.
K.A.さん
返信削除465人という政治囚の存在は、AAPPというグループの数字で、はっきりした数字は多分誰もわからないと思います。そもそも「政治囚」の定義もばらばらです。ただ有名な活動家はいないというのが大方の見解です。(N)