2012年4月25日水曜日

(1443)浸透してない改正住民基本台帳法

  4月23日の共同通信は、在日外国人のうち不法滞在者に対する行政サービス問題を取り上げた。従来は不法滞在者でも地方自治体から外国人登録カードが発行され、就学や予防接種などの行政サービスが受けられていたが、7月からの改正住民基本台帳法では、受けられないと誤認している自治体が多いことが判明。調査は100自治体へのアンケート(有効回答72自治体)。その結果、就学については57自治体が、母子手帳の交付については42自治体、予防接種は12自治体がサービスを実施すると答えた。仮放免中で難民申請中の外国人の場合、7月の法改正後は、在留カードからも、住民票からも排除される。しかし、政府は09年の国会答弁や昨年11月の総務省通知で、従来通りサービスは受けられることを認めている。政府は周知の徹底を。

2 件のコメント:

  1. なるほど、周知徹底が必要ですな。
    それにしてもマスコミからの指摘は、大変ありがたい…。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    まだ2か月あるというか、2か月しかないというか。まあ後者でしょう。どうも国と自治体との連携がうまくいってないようですね。不勉強な自治体には、罰則を与えたいです。(N)

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