2012年4月2日月曜日

(1420)スーチー氏当選へ 補選 野党圧勝の勢い

  4月2日の朝日新聞1面には、「スーチー氏当選へ」、「ミャンマー補選 野党圧勝の勢い」、同じく3面には「自由投票を市民実感」、「制裁解除 政権狙う」、「円借再開へ民主化注視」の見出しが。ミャンマーで1日に行われた国会補欠選挙では、NLDの独自調査で、スーチー氏は8割近い票を得て当選確実となったほか、上下両院の42選挙区中36選挙区でNLDが当選確実になったという。しかし補選の議席数は上下両院全体の6.5%、NLDが圧勝しても与党USDPの優位は変わらない。日本政府はスーチー氏の当選を歓迎し、4月下旬のテインセイン大統領来日時に大型インフラ整備目的の円借款の凍結解除を打ち出すと見られる(以上概要)。ミャンマーは軍事政権下の民主化という手品を披露中。この壮大な芸の評価は3年後の総選挙まで待つしかない。

2 件のコメント:

  1. 一応、NLDが圧勝とは嬉しいですな。
    3年後の総選挙に向けて、着実に力をつけてほしい。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    このまま進むとあと3年後の総選挙でも勝てそうな気配です。1990年の総選挙でNLDが圧勝したのに軍事政権が武力で抑え込んだ歴史があります。どうなるのか気になります。

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