(2010年8月26日)
昨日、渋谷の国連大学で「日本への第三国定住」のシンポジウムが行われた。私は足が悪いので出席できなかったが、いくつかの情報が流れてきた。まず(826)で取り上げた松本市が滝沢氏の尽力で「信州発国際貢献の会」を発足させ、定住難民引受けの声をあげたが、シンポジウムでは何も決まっていないとの姿勢のようだ。私は、熱心な自治体に任せたほうが、万事うまく行くと思うのだが。住居や就労の問題は日本政府が斡旋するのかと思ったが、難民の自主性に任せるらしい。また初めの6ヶ月は東京で研修するというが、難民キャンプという極めて非日常的な環境から、突然大都会に来てもストレスが溜まるだけではなかろうか? メラキャンプの環境に似た山の麓の街で研修する方がいいのでは? 在日ビルマ難民の動向もはっきりしない。彼ら自身の生活が苦しいのに支援まで手が回せないのでは?
なるほど、色々と問題があるようですな。
返信削除やはり「信州発国際貢献の会」が信念を持って強力に進めてほしい。
K.A.
>難民の自主性に任せるらしい
返信削除ええ~っ そんなあ(汗
呼んでおいて放っておくのは…ちょっと。
あるいは、そこまで面倒を見てしまうのは国内の事情から…本当に難しいので、せめて呼ぶところまででもしてあげた、と、良い方にとらえるべきでしょうか?
でも今は携帯もネットも、在日ビルマ人も団体もある「いい時代」なので、すぐさま情報を得て、日本での生活に慣れて欲しいものです。
k.a.さん
返信削除きょうの朝日に滝沢三郎氏(UNHCR元駐日代表・現東洋英和女学院大教授)のコメントが出ており、案外松本市に決まるかも。来月27人が来るというのに、対応が生ぬるいですね。(N)
stさん
返信削除今朝の朝日新聞にもありましたが、東京での6ヶ月間の研修後の生活の見通しは曖昧で研修中に決めるらしい。どうもテキパキ決めていく日本方式ではない感じ。
なお、在日カレン人難民も自分たちの生活に困窮しており、簡単に支援できない状況と聞く。
ミンガラ日本語教室のカレン人生徒の出番(カレン語の通訳、翻訳)があるように思えるが、支援に参加できるのは在留資格のある人のみ。