(2010年8月5日)
写真集「ゾウと巡る季節」の副題は「ミャンマーの森に息づく巨獣と人々の営み」、2010年3月発行、著者(写真と文)大西信吾氏、発行彩流社、161頁、3990円。内容は雨季、涼季、暑季(ミャンマーは3シーズン)の3部に分かれており、それぞれの季節ごとに、山の中で働くゾウと、そのゾウを世話する人間(ゾウ使い)の営みをカラー写真でまとめたもの。ゾウは人間の気持ちがよく分かる動物で、若いゾウを最初の間は訓練するが、あとは密林の中で自由にさせ、仕事があればそのゾウに会うべく山に入り再会するシステム。我々はすぐ重機の出番と考えてしまうが、彼らは自然を巧みに使う。実は私の家の居間には、ゾウが川の中を巨大な丸太を運ぶ大きな絵が飾ってあり、作者はTHAUNG NYEIN氏。12年前にビルマ人女性のYさんから戴いたもので、毎日眺めてはいたがこの写真集を見て興味が湧いてきた。
象は、なかなか利口な動物ですな。
返信削除インドとか、タイでも同じように活躍しているのかしら?
K.A.
k.a.さん
返信削除ソウですね。すごく利口な動物みたいですね。タイやインドではどういう使い方をしてるのか分かりませんが、たぶんゾウでなく重機を使ってるのでは?(N)