2009年3月3日火曜日

(296)いよいよ住民基本台帳が 

(2009年3月3日)
  今朝の朝日に「住民基本台帳、外国人も対象」という見出しで、政府は住民基本台帳法改正案を今国会に提出することを決め、きょう3日に国会に提出する。この問題についてはブログ(222)(228)(282)で警鐘を鳴らしてきた。従来は不法滞在者や難民申請者でも日本政府は滞在を認め、最小限ではあるが各種の行政サービスを受けることができていたが、今後は住民としての存在は認められず、法律上は日本に存在しない人となり、帰国するか地下に潜るしかない。問題は「難民申請者」であり、特にビルマ人の場合は帰国すれば軍事政権からの迫害が待ち受けているので帰国はできない。しかも難民の審査には1年以上かかり、もし不認定の場合はさらに2回・3回と申請を繰り返す人が多い。この間日本の行政から見放され、帰国もできないビルマ人難民申請者たちを、日本政府は保護する方向に変えてほしい。

2 件のコメント:

  1. BRSAの取り組むべき格好のテーマではないのかしら?
    ご尽力、ご活躍のほどを祈ります。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    住民基本台帳の件で、今日品川の入管で聞いてみましたが、東京入管は、一地方局であり、情報をあまり把握してないので法務省広報課に聞いてくれとのこと。機会を見て霞ヶ関に行って聞いてきます。本件は、BRSAを含めすでに100以上の団体が共同で動いています。(N)

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