(2009年1月19日)
ロヒンギャ(ロヒンジャ)とはビルマとバングラディッシュの国境周辺に住む少数民族で、ビルマ政府からもバングラディッシュ政府からも国籍が認められていない無国籍民族。全員イスラム教徒であり、ビルマでは多数派の仏教徒と対立関係にあるが、スーチー女史を支持したため、軍政から迫害を受けている。このため、1990年代から隣国のバングラディッシュに逃れ、多くがその後に仕事を求め、タイやマレーシアを目指している。今朝の新聞は、このロヒンギャ412人を乗せた船舶をタイ海軍が発見、不法移民として手を縛るなどして別の船に乗せ、15日間船上に放置、インドの沿岸警備隊に保護された時は、約300人が死亡していたという。人権問題として問題化しそうだ。日本にも若干のロヒンギャがいるが、その多くはビルマ難民として保護されている。問題はビルマ人の多くが彼らをビルマ人と考えていない点だ。
これも酷い話ですね。
返信削除なんともはや。
ロヒンギャ問題は、日本人とビルマ人の視点が違うので、難しいですね。
それには歴史や文化背景から知る必要があるでしょう。。。
stさん
返信削除ロヒンギャで思い出すのがPFBの会合で根本教授が話を始めようとした途端、ビルマ人がぞろぞろ退席した話。
ロヒンギャは無国籍という宿命を背負った民族で、ビルマ人から見るとバングラヂッシュからの密入国者、かつ仏教と対立するイスラム教徒、群馬県館林にはいっぱいいるみたいですね。日本人だって、先祖の先祖は中国系や韓国系でしょう。ビルマ人はもうちょっと大きな目で考えてほしいですね。(N)