(2009年1月7日)
BRSAの大瀧会長から電話が入った。成田入管から牛久入管に移されていた5人のビルマ人男性が明後日仮放免で出所とのこと。普通5人もの難民申請者の保証人になることは、躊躇してしまうものだ。保証金だけでも150万円もかかってしまうし、その他に残高証明やら納税証明書など面倒な7枚の書類が必要。日本人でもたじたじになるところ、それをミンガラ日本語教室にいる2人の生徒が買って出て、見事に仮放免を達成したのだ。この太っ腹の生徒に関しては(160)で紹介済み。5人の収容期間は4ヶ月、正月早々の朗報だが、できれば入管は昨年末に切り上げてほしかった。この朗報のあと、今度は熊切副会長からの電話。品川入管に収容されていたビルマ人男性が明日仮放免で出るとのこと、彼の奥さんは(160)で紹介したように数ヶ月の乳飲み子を抱え大変苦労された方。2つの電話本当に嬉しい。
関係する方々の善意と情熱で、難題が次々と解決できて誠に結構!
返信削除ところで、ブログはなかなか便利ですな。
(160)と指定すると、忽ち再読できるなんて…。
K.A.
k.a.さん
返信削除通常大体4ヶ月で仮放免が出ますが、4ヶ月というのは、収容者にとりとても長く、辛い時間です。ですから仮放免が出ると彼らは大喜びですが、問題は難民に認められるか否かです。難民に認められないと法的には引き続き「就労不可」となります。入管は偽装難民対策の一環といいますが、人権無視であり、憤りを感じます。(N)