2013年4月5日金曜日

(1788)ロヒンギャ民族 避難民に長期隔離の恐れ

  3月26日のヒューマン・ライツ・ウオッチのリリースより。ミャンマー政府はアラカン州のロヒンギャ・ムスリムに関して、人道援助を組織的に規制し、差別的な政策を継続している。同国政府は、人道機関に自由なアクセスを与え、ムスリム系住民への援助を許可し、隔離政策をやめるとともに、避難民の帰還計画を推進すべきと発表。12年6月以降のアラカン民族による一連の暴力には、州治安部隊と州職員が後押しをしており、12万5千人のロヒンギャ族と、カマン民族ムスリムが元の土地に戻れず、人口兆密なキャンプでの生活を余儀なくされている。彼らの大規模キャンプはシトウエーに15か所ある。複数のキャンプは低地にあり、これから雨期に入り、トイレがあふれ、感染症の蔓延が懸念される。シットウエ―市内では、ムスリム住人は完全に隔離されている。

2 件のコメント:

  1. …人道援助を組織的に規制…とは、誠に残念。
    民族問題は簡単に解決できるとは思わないけど、
    真剣に取り組む姿勢を示してほしいですな。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    うーむ、もし真剣に対応するリーダーが出れば、そのリーダーはたちどころに首になるでしょう。
    スーチーさんが悩むのもその点です。今後地味でも歴史教育や宗教教育を続けるしかないと思います。

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