2013年4月23日火曜日

(1806)EU、ミャンマー制裁解除へ

  4月23日の日経電子版。EUは22日の外相理事会で、ミャンマーに対する制裁について、武器禁輸措置を除いて解除することを決める。政治犯の釈放や、報道の自由などの面で、民主化が進んでいることを評価した。EUは昨年4月、制裁の一時停止を決め、政府幹部らのEU域内への渡航や天然資源の取引などを解禁、1年かけて、民主化が後退しないかを判断し、最終的に制裁の解除を決める方針だった。EUは制裁解除で、民主化をさらに後押しするとともに、欧州企業の進出も促す狙いがある。ただ、国内の少数民族に対する人権問題は残ったままで、人権団体からは、制裁解除でEUが改革を促す力が落ちかねないとの懸念も出ている(以上)。スーチ―氏は来日の際、「正しい支援」を望むと強調。日本の支援は「正しい支援」なのか、見直すときだろう。

2 件のコメント:

  1. 予想以上に順調と思われる、民主化の進展。今後とも進みますように! 
    また、スーチーさんの発言が、益々重要視されますように!
    K.A.

    返信削除
  2. K.A.さん
    そのとおりですね。ただ、2015年の総選挙で、大統領を狙うのは、ちょっと無理では。いま彼女が急ぐことは
    後継者育成だと思います。「影の内閣」を考えてみたらいかが。

    返信削除