2012年9月17日月曜日

(1588)夢中八策 難民に仕事を

  難民申請して「働いてよろしい」と入管からいわれた時、ミャンマー人はみんな笑顔が爆発する。長い間の苦労が吹っ飛ぶ瞬間だ。ただ問題はそのあとだ。ハローワークや、無料の職業紹介雑誌で新しい仕事を探すが、自分に合った仕事は見つからない。結局友人を頼って、飲食店やホテルの仕事に落ち着く。もちろんこのような仕事も尊い仕事だ。しかし彼らの多くはヤンゴン大学やマンダレー大学など、日本でいえば東大や京大の出身だ。もう少し理知的な仕事をしないと、将来のミャンマーが心配だ。私が創立したミンガラ日本語教室では、優れた青年が日本語を学んでおり、その頂点がN-1級だ。毎年難民でも何人か合格しており、これらの合格者を集めて、通訳・翻訳の仕事をしてはどうだろうか。経済界は時まさにミャンマーブーム、この機会を逃す手はない。

2 件のコメント:

  1. よい提案ですな。「隗より始めよ」ということで、ミンガラ日本語教室が中心になって進めるのも一案かな?
    K.A.

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  2. K.A.さん
    N1級の資格とっても何にも変わらない、「難民」の資格を取っても何も変わらないというミャンマー人が多すぎます。この2点に着目してスタートするのがこの案です。(N)

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