2014年1月28日火曜日
(2086)読了226冊目:「ミャンマー いま一番知りたい国」
著者は中村洋一郎、副題に「最新紀行」の四文字が。2013年3月東京新聞発行、307頁、1600円+税。著者はお茶の研究家で静岡産業大学教授。目次は1章:仏と精霊の国にようこそ、2章:中国からの大波、3章:「カチン族の首かご」を歩く、4章:パラウン族のお茶作り、5章:インレイ湖の祭り、6章:インパールへの道、7章:インド洋に沿って。各章ごとに16頁ものグラビア頁があり、この綺麗な写真を見るだけでも嬉しい。その他にも多数の白黒写真が随所にみられる。著者がミャンマーに関心を持ったのは、自身の研究対象である、庶民の「日常茶」の現地調査からという。お茶関係の視察という名目で、ミャンマー各地の庶民の暮らしをつぶさに記録している。特に日ごろ見る機会の少ない辺境での庶民生活は興味をそそる。ミャンマー訪問予定者に おすすめだ。
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日常茶の現地調査とは、よかったですな。
返信削除茶産業のお蔭で、辺境の人々も生活が安定しているのかしら?
K.A.
K.A.さん
返信削除そうですね。お茶は辺境での大きな収入源でしょう。お茶ってアジア人の共通飲み物ですね。