監修・著者川村雄介、著者大和総研、2013年3月・金融財政事情研究会発行、187頁、2000円+税、横組み。目次は、序章:ミャンマーの歴史、1章:ミャンマーの人的資源、2章:ミャンマーの政治体制、3章:ミャンマーの産業、4章:インフラ、5章:急激に変化するミャンマーの対外情勢、6章:ミャンマーの金融システム、7章:アセアン統合とミャンマー、8章:今後の展望。ミャンマーが経済発展に向けて取り組むべきこととして、法制度・人材育成と経済インフラ整備の2点を強調している。前者には、法整備、農業近代化、産業技術者育成、金融セクター改革、経済特区活用などを挙げ、後者の経済インフラとして道路、鉄道、港湾、通信、発電所などを取り上げている。日本は、財務省、外務省、JICAなどの協力のもと、ミャンマー資本市場の 開発支援が動き出す。
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現状の多くの課題が、10~15年後には、殆んど解決しているでしょうな。
返信削除K.A.
K.A.さん
返信削除支援と称して世界各国が勝手気ままににミャンマーに進出している。現状はまさに混乱状態、しかも背後には軍事政権が。でも10年後には一段落するでしょう。どんな政府になっているかな?