2013年9月7日土曜日

(1943)読了193冊目:「ビルマの闇」

  著者は荒井利明(読売新聞社記者)、1989年6月・亜紀書房発行、218頁、1320円+税、目次はⅠ:お金の話、Ⅱ:3月と6月の暴動、Ⅲ:経済の話、Ⅳ:暮らしの話、Ⅴ:ネ・ウインの引退、Ⅵ:セイン・ルインの登場と退場、Ⅶ:マウン・マウンの登場、Ⅷ:一党支配体制の終焉、Ⅸ:軍事クーデター、Ⅹ:その後の話。なお表紙には以下の文章が並んでいた。「夜間外出禁止令も集会・デモ禁止令も解除されていない。かつてのデモ銀座というべき、スーレ・パゴダ前の大通りをにらむ位置にある市庁舎の建物内には、自動小銃を手にした兵士たちが立ち並んでいた。いささか大げさな表現かもしれないが、ラングーンを支配しているのは、銃剣下の静かさ、だった」。1988年前後の ビルマ国内の状況を、記者の目で紹介しており、驚くような「闇の政治」が行われていた。

2 件のコメント:

  1. 新聞記者の目から見た「闇の政治」とは、興味津津…。
    現在でも、少しは残っているのかな?

    K.A.

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  2. K.A,さん
    憲法を改正しない限り、現在も軍事政権であることは間違いない。当然『闇の政治』が手ぐすね引いて待っているはず。2015年が勝負でしょう。

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