2012年6月29日金曜日

(1508)ロヒンギャ族との騒乱

  6月27日のアムネスティ・インターナショナルは、ラカイン州北部における緊張状態に対して次のような声明文を発表した。ビルマ政府は、非常事態宣言を早急に停止し、国際監視団を受け入れ、少数民族ロヒンギャに対する長年の制度的、社会的差別に対処すべきである。6月8日に少なくとも8地域で始まった広範な暴力事件は、その後減少したが、ラカインの仏教徒とイスラム教徒、ロヒンギャのイスラム教徒の間で人権問題は引き続き発生し、治安部隊による人権侵害も続いている。特にマウンダウとラシダウンで多発している。政府の発表によれば少なくとも50人が殺害され、3万人以上が居住地を追われ、数千の家屋が破壊された。アセアン加盟国は、監視団を紛争地に派遣するべきである。またビルマ政府は、ロヒンギャの市民権を認めるべきである。

2 件のコメント:

  1. 少数民族問題は長年の懸案事項であり、簡単には解決できないとは思うけど、新政権としての改善策を早急に実施すべきでは?
    また、スーチーさんは、どのように考えているのかしら?
    K.A.

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  2. K.A.さん
    ロヒンギャ―族は、ビルマの少数民族に入っていません。ビルマ人は、バングラデシュの少数民族であると主張してます。もしスーチーさんが彼らを「ビルマの少数民族」だと言えば、多くのビルマ人から批判されるでしょう。難しい問題です。(N)

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