2012年12月3日月曜日

(1665)ミャンマーデモ強制排除 スーチー氏ら調査へ

  11月3日の読売オンライン。ミャンマー北部サガイン管区で、銅山の開発中止を求める地元住民の抗議デモを治安部隊が強制排除した問題で、ミャンマー政府は、NLDを率いるスーチー氏をトップとする調査委員会を設けた旨国営メディアが1日報じた。強制排除は11月29日に行われ、AFP通信によるとデモに参加していた住民や僧侶など約百人が負傷した。調査委は、スーチー氏のほか、民主化勢力「88年世代学生グループ」のリーダーで元政治犯のミンコーナイン氏や、上下両院議員ら30人で構成され、デモの背景や抗議活動の状況、開発継続の是非などを調査して、今月末までに報告書を提出する(以上)。この件は(1662)にも記したが、調査委員にミンコーナイン氏が含まれていることにびっくりした。どのような報告書が発表されるのか、興味津々だ。

2 件のコメント:

  1. テインセイン大統領は、なかなか頼もしい!
    期待して報告書を待ちましょう。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    この問題に対して、世界各国からミャンマー政府への非難が集まっている。一方で上記のように政府による調査委員会が発足し、今月末には調査結果がまとまるようだ。外国からの声も、スーチー氏やテインセイン大統領を困らせないような配慮が必要だろう。

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