2012年7月28日土曜日

(1537)スーチー氏排除の規定あだ

  世の中こんなこともあるんだなあ。7月26日の朝日新聞によれば、標記の見出しとともに「副大統領人事決まらず」の見出しが飛び込んできた。健康上の問題で辞任したティンアウンミンウー氏は守旧派の代表格で、テインセイン大統領と意見が合わないとされていたが、その後任としてやはり守旧派でヤンゴン管区首席大臣のミンスエ氏が推薦されていた。ところが彼の娘婿がオーストラリア国籍を取得していたことが判明。正副大統領の資格要件として、配偶者や子、子の配偶者は外国人または外国の影響があってはならないと憲法で規定されている。この規定は、夫や子供が英国籍のスーチー氏を正副大統領に就任させないために、設けられたと言われている。このような憲法項目を知らない議員が大勢いることには驚きだ。どのように決着がつくのか要注目。

4 件のコメント:

  1. 誠に、どのように決着されるのか興味深々ですな。
    現行憲法の総点検が、そろそろ必要なのでは…。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    憲法改正は、次回、15年の総選挙の前後でないかしら。
    このまま進むとNLD側の大勝は期待できるでしょう。とすると憲法改正も進むと思います。

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  3. この規定ならまた改定したって抗議も起きらないのでは、、
    上流階級(?)の子弟はだいたい海外にやってしまってるわけですから

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  4. stさん
    だあれも大統領・副大統領になれない? 憲法改正は総選挙の後の2016年かな。

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