2012年7月6日金曜日

(1515)ラカイン州 民族対立 報復の嵐

  7月6日の朝日に、標記の見出しのほか、「襲撃や放火、死者78人}の見出しが並んでいた。ミャンマー西部ラカイン州(前のアラカン州)でイスラム系と仏教系の民族対立が激化してから1か月になる。非常事態宣言が出されたものの、治安回復のめどは立っていない。5月28日に州中部の村で、ロヒンギャ族3人がアラカン族の仏教徒女性に暴行し殺害した事件をきっかけに、襲撃や放火などが州内各地に広がった。6月3日にはアラカン族がロヒンギャ族が乗ったバスを襲撃し10人を殺害、テインセイン大統領は10日に非常事態宣言を発表、報道を規制した。6月24日時点での死者は78人、3千棟の住宅が焼き討ちなどで破壊、5万2千人が家を失った。ロヒンギャ族はラカイン州に80万人、バングラデシュに20万人いるとされる(以上)。第3者の介入が必要だ。

2 件のコメント:

  1. テインセイン大統領は、鎮圧部隊の派遣を国連に要請できないのかな?
    K.A.

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  2. K.A.さん
    国連に要請したら、大統領の首が危なくなるのでは?
    意地でも国軍の力で鎮圧すると思います。(N)

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