2009年6月29日月曜日

(413)軍政下のロック魂

(2009年6月29日)
  昨日今日マイケルジャクソンの死がマスコミに大きく取り上げられた。音痴の私にはあまり関係なかったが、世界のロックファンはその死に衝撃を受けたようだ。一方、昨日の朝日には、もう一人のロック歌手、ビルマのレイ・ピューの東京公演(4月)の話題を掲載していた。会場には弾圧を逃れてきたビルマ人のファン600人が集まったが、リクエストを受けてもどうしても歌わなかった曲があった。それは90年代に出したアルバム「パワー54」の中の「最後の電車」という曲。この曲は怒りの抵抗の歌と解釈されている。ところでアルバム名の54とは何か? 実はスーチーさんの住所が54番地だったのだ。スーチーさんに捧げた歌といわれている。取材を受けたレイさんは「ロックで誰かを勇気付けられるのならこれからも歌い続けたい」と。軍政下に生きるロッカーが、世界に発したぎりぎりのメッセージと記者は受け止めた。

2 件のコメント:

  1. 「パワー54」を知らなかっただけに、このアルバム名は、永久に小生の記憶に残りますな。
    ご配慮に感謝!
    K.A.

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  2. k.a.さん
    スーチーさんの番地をアルバム名にそっと入れるなんて、たいしたロッカーですね。我が家は1-3-14だから、どこかに「14」を入れようかな。(N)

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