2009年6月4日木曜日

(388)衆議院法務委員会(第8号)

(2009年6月4日)
  (386)に引き続き171回国会での法務委員会議事録(第8号)を読んだ。私が一番気にしていた難民申請中の外国人の扱いが一部出ていた。公明党議員の外国人台帳制度に関し「難民認定申請をしている場合なども外国人台帳の対象から外れるのか」との質問に対し総務省審議官は「難民認定申請中の仮滞在許可者なども住民基本台帳に記録されるが、不法滞在者は記録されない」、「不法滞在者であっても従前より当該行政サービスの対象とされているものについては引き続きその対象とされる」。結局在留カードの有無によって、行政サービスが異なることは無さそうだ。文部科学省審議官も「台帳への記入の有無にかかわらず希望があれば公立小中学校は受け入れる」と回答。難民認定申請者に在留カードは出そうにないが、住民基本台帳には一部記録され、最低の生活は可能のようだ。さらに調査を続けたい。

2 件のコメント:

  1. 調査活動は、地味で根気のいる仕事であるけど、なかなか重要ですな。
    このような活動により、正確な対応が可能となるわけで、今後とも、ご継続のほどを!
    K.A.

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  2. k.a.さん
    調査活動といってもインターネットで議事録を調べるだけ。以前は、国会の議事録は官報に記載され、官報を買うために霞ヶ関の官報発売所によく買いにいったことを思い出しています。今は本当に便利な時代ですね。衆議院の後は参議院での議事録を調べなきゃ。(N)

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